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活 動感性フォーラム『感性フォーラム』を終えて

『感性フォーラム』受講生感想文のページです。
『感性フォーラム』(Encounter Forum)とは
『感性フォーラム』のご案内(次回開催予定)
『感性フォーラム』を終えて(受講生感想文)


『感性フォーラム』を受講していただいた皆さんの
感想文を一部抜粋して掲載いたしました。

『感性フォーラム』を終えて

 この研修を受けるまでは、身近にあるよろこびや悲しみにすごく鈍感になっていたように思える。また、初日にはどこか素直になれない自分、自分のカラの中から観察している自分がいた。しかし、その事に気づき、研修プログラムを受けるうちに、そんな自分に向き合い、今の自分を知り、何かが違うという感覚を持った。
 子供の頃は確かに、楽しいときはわらい、悲しいときに泣き、腹が立てば怒ったりした。それが人生を歩むうちに、目標や希望、夢や冒険心の代わりに、理性や体裁、プライドや見栄というカラを、知らぬ間に毎日毎日、一枚ずつまとってきたのかもしれません。
 今日、この2日間を終えて、今いちど、自分自身へ問いかけ、ほんとうの心に正直に生きていけるようにがんばってみたいと思います。



 頭の中に詰め込む研修は何度か行った事がありますが、今回のような腹の中、ハートを磨く事は初めてでした。普段は隠している物を、わざとさらけ出し、感動し、他人であっても皆、共鳴し合えたのです。
 普通だったら、こらえる涙を、逆にあふれ出させ、自然に次から次へと涙が出てくる状況、ある意味でカラを破ったから素直に流れ出したと思うし、その後は、スッキリした気持ちになれました。
 ターゲットが、両親や家族だった為に、非常に身近に感じ、感性が敏感に感じた様に思われます。気付いたのは、相手に何かを望むのなら、その前に自分が自分をさらけ出す事。また、人間としての根本的な事、親や家族への感謝、ごめんなさいの気持ち、生き続ける気持ち等、再認識させられました。



 私は入社後、知識や経験を増やそうと努力してきましたが、それよりもっと重要ですぐに実行できることがありました。それを先輩方は色々と言い方を換え説明してくれましたが、私にはピンと来るものはありませんでした。
 人間を相手に商売をしているので、相手に好かれるという人間にならなければなりません。では、どのような人間が好印象をもってもらえるかというと、受講しているときに淡々としているひとよりも、言葉に詰まりながらも、泣きながらも、自分のつらかった経験を打ち明けていた人たちでした。それを見た時、ああ今まで自分はあの前者の人たちの様に見られていたんだな、と思いました。決して物事に対し無関心ではないし、相手の話もちゃんと聞きますが、それだけでは相手に伝わらないんだと、もっと心で反応しないと相手には伝わっていないという事が、実感できました。
 人を動かすのは決してテクニックや権力でもなく、感性なんだと、会社の人たちが言っていたのはこの事なのかと思いました。



 セッションの中で他の人の悲しみ苦しみを聞きながら、自分が何と恵まれているかを思い知りました。また、生きている人々の背景歴史に数多くの悲しみ、辛さ、涙があることも知りました。そして、自分の職場や周りにいる人にも同じように、それ以上に喜びも悲しみも辛さもあることに気づきました。それをわかっているつもりでしたが、頭の中の理解でしかなかったと思います。自分の歴史の中から自分の苦しさ、悲しさをひっぱり出しながら、一つ一つのことを思い出し、涙がでてきました。そして、家族の名前を叫びながら、自分の気づいていない、気づけていない心に気づけました。


 バカになるからバカ力がでる。人が動くのは感動するから。頭、知識、論理を日々追い求めている中で、本当に動かさないといけないのは良寛さんの馬之助への目の涙、一生君からたばこを買い続けるよう言わせた少年。固さで何かを成し遂げようとしていた頭に大きなきっかけ……心、感動という大きなエンジンを思い知った気がします。



2日目の朝に部屋に戻って書いた詩です。

ひたり切る

その時その時にひたり切る
待っているときも 受けとろうとしているときも
急いでいるときも ゆっくりするときも
ほこりまみれのときも 汚いところでも
きれいなところでも いやなところでも
したくないことでも したいことでも ひたり切る
でも もっとすごいのは 好きなこと やりたいことに
好きな仲間と ひたり切ること
ひたってみよう ひたってみょう



 私は最近、先のことばかりにとらわれ、今の自分を見失っていました。今生きている自分は死に、まだ誰も知らない未来ばかりを気にし憂うつな気分になったり、不安な気持ちになったりしていました。本当の自分を台無しにしていたようです。今の自分には母がいて、女房がいて、かわいい2人の子供がいます。それだけで自分がどれほど幸せなのかに気づきませんでした。
 子供のかわいい文字を読んだとき涙があふれました。今を「一所懸命」生きることにいつも気持ちを向けられる様、今回の研修をこれからの人生、そして家族の幸せの為に生かしていきたいと思いました。
 今日の外でのたばこはおいしかった。景色がちがって見えました。



 自分は今まであらゆる場面で逃げ、その言い訳を作り出していました。しかし、この講習で「生きること」の大切さに気付き、どう生きるかを知った気がします。生命は本当にはかないものです。そのはかない生命にたくさんの人が関わっています。両親、妻、子供、友人、僕の生命に大事な人達が関わっています。そのことを考えると今までのぼんやりした、言い訳だらけの人生を変えていかなければなりません。すぐにできるものではありませんが、少しずつでも「今」を大切にして生きていきます。いろんなことをありのままに感じ、ありのままに発する。言葉の様に簡単なことではありませんが、「自然体」をキーワードに、これからの人生を歩んでいきます。



 他の人の心から通じる話を聞いたり、自ら大声で叫び、何かふっきれたような感じがしました。
 すがすがしい気持ちはこれまで無いものでした。この気持ちは、今後忘れずに自分自身の中で残しておくつもりです。
 今回の体験によって、常日頃わすれていた大切なものを、思い出すきっかけにもなりました。日常生活していると、その日その日の暮らしで終わってしまい家族に対する感謝等ついつい忘れてしまいがちですが、この体験によって改めて行動を起こすつもりです。



 最近こんなに泣いたことがあっただろうか。こんなに大きな声を出した事があっただろうか。ノドがかれるまで叫んだだろうか。
 そしてその後、何か重荷がとれたようなすがすがしい気持ちになれただろうか。
 人前で自分をさらけだしただろうか。
 「感性の時代」という事は耳にしていたが、林先生のこの研修を自ら体験できたことで少しわかった気持ちになれました。
 自分が抱えていたいろいろな問題がいかに小さかったのかという事を感じました。
 性格、人格は変わらないが、物の見方や感じ方は変えることができる。林先生のこの言葉に救われた気持ちです。これなら自分にもできる。
 大きな変化はできなくても、小さな変化から取り組んでいき、自分自身の自信へつなげていきます。
 また、人として、こちらへ来る前より、やさしく接することができるような気持ちでいっぱいです。
 また改めて、家族との生活の幸せ、子供の成長、妻への愛情を再認識できました。
 ちょっとだけだけど、子供たちの時間も大切にふやしていきます。
 「感性」大切さを伝えていき、成長をささえていきたいと思います。



 研修に参加する前は、不安、失敗をおそれる気持ちが先立ち、考えすぎて行動できない状態にあり、それをある程度自覚しているがどうにもできない状態が続いていました。
 今回の研修でそのモヤモヤがフッ切れたような気がします。会社に入って年が経つにつれて心から泣いたり笑ったりすることが無くなり、感性がにぶくなっていたと思います。
 また、自分自身をさらけ出すことは非常にこわく、出来ないでいたことですが、さらけ出すことによって世界も広がるし、自分自身が見えてくることを体験で知らされました。非常に貴重な経験をさせて頂いたと思います。
 今はヤルゾという気持ちがみなぎっています。これから今回の研修での体験を生かして、リーダーとして活躍していきたいと思います。考え悩む前に行動を起こし、自分をさらけ出し、これを忘れずに頑張っていきたいと思います。



 今はただ感謝の気持ちでいっぱいです。
自分がこんなにもカラをつくっていたのか、本当の自分をかくしてきたのかわかったところです。自分にも人にもいっぱいいろんなものを求めすぎていました。愛情もお金も仕事もいろんなものをほしがっていました。
 泣いて泣いて叫んだときに、自分が一番大事にしないといけないのは子供だと、あらためて知りました。仕事が忙しいからさみしい思いをさせてあたり前、お金がないんだから何も買ってやれなくて当たり前……と思っていたけれど、本当に、私なんかよりもっともっとさみしいんだろうなと感じました。今日、帰って抱きしめてやります。同じように叫んで泣いて抱いてやります。
 仕事を忘れた2日間でした。幼い頃にもどった夜でした。腹の底にあったものが声になって出た時、涙となって出た時、小さな子供にもどった気がしました。でも、あとからあとからわき出てくるんです。まだまだわき出てくるんです。ひとの胸で泣いた事も、弱音をみせた事もない。できるだけグチも言いたくない。ましてや昔の事なんて口がさけても言いたくないと思っていました。多分、人を本当に信じていないから……。信じていない人に話なんてしたくないと思っていました。本当に自分の我の強さを思い知りました。そしてそれが、少しこわれた時に感情になって涙となってわき出てきたんだとわかりました。
 信じられる人を見つけ、また、今いる人を信じてみようと思います。


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