メッセージ2
メッセージ1:林 敏之からのメッセージ
hayashi02 ホームページのリニューアルにあたって(2001年9月)

 ホームページができてからはや3年近く経ちました。
 何度か覗いてくれた皆さん、全然リニューアルしてなくてすみません。
 今回意を決して、ちゃんと定期的に情報を発信していくことにしました。
 
双方向のやり取りもできたらなと考えています。
 まあ、ホームページで何ができるのかがいまいちよくわかっていませんが、とりあえず近況報告などしていきたいと思います。

 林の活動記録では、昨年12月に行ったオックスフォードの同窓会から、今年のイベント、中国旅行等順次紹介をしていきたく思います。

 ラグビーの方は神鋼OB「徳島遠征」、桜とシダの会「長崎遠征」等でプレーしました。
 コーチやタグラグビーもやっています。

 仕事の方は、ラグビーで体験した感動を伝えていこうと、教育の道を志し、5年になります。
 教育には知識教育、感性教育の2つの分野があると思われますが、今は知識教育ばかりで、私に言わせれば半分の教育です。
 今後感性教育が21世紀の課題になってくると思います。
 感性開発と言えば難しいようですが、要は心を揺さぶることでしょう。
 心は揺さぶらないと固まってしまいます。
 感情硬化症や失感情症などと言う現代の病が横行していますが、泣きたい時に泣けず、怒りたいときに怒れず、笑いたい時に笑えずでは、自分が自分じゃなく、生き生きと生きていけるわけがありません。
 自分を自分に返していくのが感性の持つ力です。あるいは感性とは私そのものと言っても良いかもしれません。
 何にでも感動できる、そんな心のしなやかさがほしいものです。
 そのためにスポーツをしたり、芸術にふれるのも良い事でしょう。
 私の手がけている感性フォーラムも、「未見の我(知られざる自分)」に出逢い、自分の可能性に目ざめる良いきっかけになると思います。
 定期的に行なっている感性フォーラムの活動状況、並びに受講生の声なども紹介していきたいと思います。
 また、「林のラグビー寺子屋」を立ち上げ、日本中をまわり、全国のラガーと昼はラグビーの指導をし、夜は人生について語り合ってみたいという夢も持っています。
 その他、林の研修や講演状況等の報告もします。

 神戸新聞に書いた随想、毎日新聞のコラムも読んでみて下さい。

 「中学生の教科書」という本の1章の執筆を頼まれやっと書き終えました。四谷ラウンドから
11月21日(定価:本体価格1400円・税別)第1刷が発行されました。
 著者は林(体育)の他、佐藤亜紀さん(国語)、秋山仁さん(数学)、大林宣彦さん(芸術)、板倉聖宣さん(理科)、荻野アンナさん(外国語)、大澤真幸さん(社会)。

1. 生きている意味を探していた10代
自分を好きになれずにいた中学時代
命を賭けるものとの出会い
「浸りきりたい」という思い
命の中から湧きあがる力
限界への挑戦
2. ラグビーから学んだ「責任」ということ
ボールを持つ人間の責任
何度も衝突しながら目指した日本一
ボールを、そして夢をつないでくれた仲間
感動が力を生む
3. 自分自身でいるために
涙によって命が鮮やかになる
21世紀の教育のあり方
悩み、苦しみながら思いっきり生きてみよう

 別途リーダーシップ関係の本の出版も計画中しています。

 徐々に書き足してホームページらしいホームページにしたいと思います。
 よろしく見て下さいね。