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師範塾の代表、木村貴志さんの出版記念パーティー |
2003年4月29日 |
師範塾の代表、木村貴志さんの出版記念パーティーに博多まで行ってきました。 木村さんは福岡教育連盟の元事務局長。 福岡教育連盟は非日教組の先生方約2000名の組織です。 先生達の資質を上げるために師範塾を立ち上げて、出向期間が切れるのを機に教師の職を捨て師範塾の活動に専念する事になりました。 今回PHPから出版した本は、「大人の責任」と言うタイトルで正論で対談したものをまとめたものです。 中曽根元総理や桜井よしこさん渡辺昇一さん達を相手に堂々と論陣を張っています。 教育とは言葉の通り教え育てること。 教は教える、知識や技術を教える事でしょう。 しかし育とは、育てる事、引き出す事でしょう。 夢や憧れ、うずキやときめキの気を引き出し、その気、本気にさせる事でしょう。 「教育とは火をつけることだ。 火をつけたら勝手に燃えるよ。 でも自分が燃えてなかったら火なんて点けられるわけがないだろう」 京大の元総長、平澤興さんの言葉です。 知識を教えるだけならコンピューターでもやるようになるでしょう。 しかし本当の教育とは、その人と接する中でその人のあり方や姿勢に何かを感じさせられる、面授されるものだと思います。 自らを労働者と呼び、教師ではなく教員でしかない日教組の先生方に子供達に火をつけていくことができるのでしょうか。 日本における教育とは、紛れもなく「立派な日本人」を育てていく事です。 私もオックスフォードで生活したときに、「俺は日本人だ」と感じました。 私のアイデンティティーは日本人であると言う事です。 国際化とは英語を上手にしゃべる事ではなく日本人が日本人になることだと思いました。 自分が自分でありえたときにこそ、人が人であることも認めることができるのではないでしょうか。 国にはそれぞれの国の歴史があります。 東京裁判史観一辺倒になって思考停止しているわけにはいきません。 木村さんの活動を応援するとともに、私も日本人として、また教育を志すものとして、行動してゆきたいと思います。 |
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